ひねもすのたり宮
史料の覚え書と神社巡り記録。雑記。
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日吉神社〔1〕
出かけるとつい,周辺の神社を探してしまう。
とはいえ歩き回って探すのは体力的に辛いため,ナビの画面で。

おお。
日吉神社1(060930豊田市)

こりゃまたいい感じな。

赤い鳥居。額には「日吉社」。
日吉神社2(060930豊田市)


由緒書き。こういう木のもいいな。
日吉神社3(060930豊田市)

以下抜粋。

祭神 大山咋命
祭神 應神天皇
祭神 素盞鳴命
祭神 軻具土命

延宝七年九月十三日 創立
勧請御靈代二
奉八幡大菩薩修護 延宝七年未九月十五日
奉牛頭天王修護  延宝七年未九月十五日トアリ

創立当時 碧海郡重原ノ荘長瀬廣畔新郷字宮畔
三番地ニ八幡大神 素盞鳴命ノ御二柱ノ神ヲ奉
祀スル氏神社ニシテ八幡宮と称シ奉ル


創建は,延宝七年だから1679年。干支は己未。
最初あった碧海郡重原ノ荘長瀬廣畔新郷字宮畔というのは,今の刈谷市重原本町か下重原町あたりだろうか。

ご祭神だが,ここは八幡大菩薩=應神天皇,牛頭天王=素盞鳴命で完全にOKなのか(表記が異なる以上,場合によってはイコールで結べないものであると自分は考えているが)。

これに続き,格付けと移転,勧請・合祀,改称などの変遷が順に書かれている。

現在地に移転したのが「明治二十七年九月」。同じ頃大山咋命を勧請し「社号ヲ日吉社ト改称ス」。「大正二年三月十七日」に「上郷村大字広畔新郷字高根二番」に座しておられた「軻具土命ヲ同社に合祀ス」。

あとから勧請した神様が筆頭に来て名称も変わるのかあ。上郷村~は今のどこだろう。豊田市なのは間違いないな。ん?この神社のあるところの住所が豊田市広美町中之切なんだけど,同じ町内に高根って字があるなあ。そういやここも旧上郷村内だし?(以下,未調査)

この後,延宝七年に勧請したニ神が明細帳から漏れてたので増加を願い出た,なんて書いてあってちょっと笑った。以上,昭和四十三年四月に書かれた由緒書き。

鳥居から社殿方面。
日吉神社4(060930豊田市)

この構図が好きなので,何枚も撮ってしまう。

参道から境内。
日吉神社5(060930豊田市)

参道の桜並木,春先は綺麗だろうなあ。

狛さんと拝殿。
日吉神社6(060930豊田市)

ここの狛犬さんたち,ちょっと今まで見てきた子たちとは,お顔が違いますよう。

阿の狛さん。
日吉神社7(060930豊田市)


吽の狛さん。
日吉神社8(060930豊田市)

ひげのオヤジさんみたいで可愛いw

阿の狛さん,足元を鉄枠で補修されていた。吽の狛さんは無事。
日吉神社9(060930豊田市)

大正二年三月奉納。吽の狛さんの裏に,日付や寄附人名の他に「渥美郡二川町」とあった。二川は今の豊橋市だけど,そこの人がわざわざ奉納?それとも,狛犬さんだけお引越しってこともあるのかな。

拝殿
日吉神社10(060930豊田市)


扁額。日吉神社。虫の気配が……。
日吉神社11(060930豊田市)


裏へ回って本殿。
日吉神社12(060930豊田市)


日吉神社だから,神猿の像でもあるかと思えば見当たらず。社殿の飾りと境内社などについては別の記事に書くが,猿の気配はないっぽい。んー?

・日吉神社(日吉社)
【住所】愛知県豊田市広美町中之切11
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日吉神社〔2〕
後半。前半の記事はこちら

拝殿の木鼻などについて記すが,位置をうまく書ける自信が無いので,既出の画像に番号つけてみた。

こんな感じの場所と順で……。
日吉神社13(060930豊田市)

サムネイルだと見えないかな。

(1)阿の狛さんの真後ろのあたりの木鼻。
日吉神社14(060930豊田市)

こっち向いてるのが獅子鼻。多分。獅子かあ?って顔だけど。前歯が見えるから阿形でいいと思う。

右のほう向いてるのが獏鼻。象鼻だと思ってたんだけど,眉毛が大豪院邪鬼風で,頬の辺りが巻き毛でしょう。目がまん丸だし。こういうのは獏なんだって。

いいサイトがあったのだ。象鼻と獏鼻なんざ区別つかんわあ!(だって両方とも写実じゃなく想像図。鼻が長くて牙あるやんか)とキレかけていたところ,神のような説明文を発見。祭り屋台などを作ってらっしゃる小池工務店様。

[参照] 大工用語集(下)の獏の項。

素晴らしい。眉毛がはっきりしなくて目がニヤケてるのが象さんであると……。

(2)上の木鼻の奥(本殿寄り)の獅子鼻。
日吉神社15(060930豊田市)

こちらは牙がない。よく見えなかったんだけど,口も閉じてる?
真下に鴟尾?の鯱?ってか何故外側の端に付けぬ?この瓦は,拝殿の後ろ辺りから本殿までを囲う塀のもの。

(3)吽の狛さんの真後ろあたりの木鼻。
日吉神社16(060930豊田市)

こっち向いた(多分)獅子鼻と左向いた獏鼻。こっちの獅子は吽形かな……。獏の口はちゃんと見てこんやった。シマッタ。

(4)上の木鼻の奥の獅子鼻。
日吉神社17(060930豊田市)

肉眼でもよく見えなかったし,写真もピンボケで……。牙はなさそう?でも阿だか吽だか。

獅子の肉球(?)。これは(3)の獅子鼻。
日吉神社18(060930豊田市)


(5)塀の端っこの鴟尾?で鯱?
日吉神社19(060930豊田市)

こっちはちゃんと外側なのに。左右対称にしないのにはワケが?なんか気持ち悪い。

境内にあった石碑。
日吉神社20(060930豊田市)


秋葉社跡。秋の字がお馴染みの左右ひっくり返し状態。
日吉神社21(060930豊田市)

境内の別の位置に秋葉社があるのだが,それが元々ここにあったという意味か?

御祭神増加記念。
日吉神社22(060930豊田市)

この“増加”は由緒書きにあった,元々の御祭神二柱が明細から抜けてたので増加を願い出た,というあの時の増加だろうか。

えーと。境内社。
日吉神社23(060930豊田市)


秋葉社だそうで。
日吉神社24(060930豊田市)

この注連縄の付け方ってどうなの……。

秋葉社の社殿。
日吉神社25(060930豊田市)

この注連縄は好きかも。

ところで,ご祭神の件。由緒書きにあった,重原での創建当時の「八幡大菩薩」と「牛頭天王」のことね。これはもしかして仏教風表記?創建が1679年ということは,イワユル神仏分離令からはものっそい昔なわけで,寺も神社もごちゃ混ぜでしょう,きっと。

で,移転は明治に入ってから(明治二十七年九月),もしかして存続のために大山咋命を勧請して,名前も変えて凌いだのかな?廃仏毀釈の動きがどの辺まで,いつごろまであったのかとか全然わかんないけど。

勉強不足が響くなあ。文章で読んでも,感覚的に掴めないんだよね,こういう動きのことって。ぶっちゃけて感情も利権も含めた説明が欲しい。他人に頼ってちゃーダメかな。

・日吉神社(日吉社)
【住所】愛知県豊田市広美町中之切11

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日吉神社〔3〕
豊田市広美町の日吉神社,再訪(以前の記事はこちら→)。

隣は聞名寺というお寺さん。
日吉神社1(070129豊田市)

1月の末だというのに,左手の畑では菜の花が満開だった。

相変わらずの参道。絶対,桜の時期にも来ねば。
日吉神社2(070129豊田市)


境内に火を焚いた跡。正月はにぎわったのだろうか。
日吉神社3(070129豊田市)


鳥居も社殿も,注連縄が掛けかえられていて真新しい。
日吉神社4(070129豊田市)

扉に大きな張り紙がしてあった。
「参拝の皆様にお願い/不審者に再三に渡り錠前を破壊されたので今後賽銭はあげないようお願いします。/平成十八年十一月 宮係」
この状態で正月を迎えたのか。何だか色々考えてしまって脱力。

水盤が無いなあと思っていたら,こんなところに。
日吉神社5(070129豊田市)


ちゃんと石。コンクリじゃない。
日吉神社6(070129豊田市)

注連縄も化繊やビニールじゃないしさ。いいお社だよ,ここ。

社殿の垣に何やら汚れ。
日吉神社7(070129豊田市)


べたべたべた。ホラー映画風。イケマセンよ……。
日吉神社8(070129豊田市)


境内の秋葉社さんも注連縄をかえて貰って立派に。
日吉神社9(070129豊田市)

前回来たときは,ちょっとみっともなかったのだ。

うん。立派立派。
日吉神社10(070129豊田市)


朝日の中の狛犬さんたち。
日吉神社11(070129豊田市)

こんなナナメの光の中で狛さんを眺めていたら,吽の狛さんの股間にチン(笑)があるのを発見。

阿の狛さんの股間。
日吉神社12(070129豊田市)


こちらが吽の狛さんの股間。
日吉神社13(070129豊田市)

場所や時代や解釈によって,雌雄は色々あるみたいだけど,こちらでは吽のほうがオスだってことなのかな。

ここでチンを発見して以来,狛犬の股間を覗き込む癖がついてしまった。奉納の年代や石工さんの名前を見るために,狛犬の後ろへ回る行為ですら怪しいらしいのにな。しかも写真を撮る。

人目があったって,もう慣れたけど……。

・日吉神社
【住所】愛知県豊田市広美町中之切11

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