ひねもすのたり宮
史料の覚え書と神社巡り記録。雑記。
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梅坪神社〔1〕
豊田市梅坪町の梅坪神社。急な坂道の途中にある。

丸石とコンクリートの緩やかな階段。
梅坪神社1(070201豊田市)


社号標には「村社 梅坪神社」
梅坪神社2(070201豊田市)

昭和二年八月十日建之。近代社格制度が廃止になったのは昭和21年。「村社」や「郷社」の部分は塗りつぶされてることが多いんだけど,たまにこうやってきれいなままのところも。わざとか,忘れたか。

階段を上っていくと,鳥居の向こうに社殿が見えてくる。
梅坪神社3(070201豊田市)


伊勢鳥居,だよね。
梅坪神社4(070201豊田市)


境内は高台で広々。社叢林もなかなか。
梅坪神社5(070201豊田市)


手水舎。
梅坪神社6(070201豊田市)


水口の竜が寸胴で可愛い。
梅坪神社7(070201豊田市)


狛犬さんと神楽殿(?)
梅坪神社8(070201豊田市)


阿の狛さん。
梅坪神社9(070201豊田市)


吽の狛さん。
梅坪神社10(070201豊田市)

昭和六年四月奉納。立派な顔立ち。

神楽殿(?)の屋根。
梅坪神社11(070201豊田市)


木鼻など,軒下の細工がとても綺麗。右手前。
梅坪神社12(070201豊田市)


左手前。板を張りなおした跡がある。
梅坪神社13(070201豊田市)


右側面。
梅坪神社14(070201豊田市)


左側面。
梅坪神社15(070201豊田市)


神楽殿(?)の向こうに拝殿。
梅坪神社16(070201豊田市)


かなり迫っているので脇から撮影。
梅坪神社17(070201豊田市)


拝殿の額。
梅坪神社18(070201豊田市)


その下。賽銭箱の横に木彫りのイノシシとお供え物。
梅坪神社19(070201豊田市)


本殿。
梅坪神社20(070201豊田市)

千木は内削ぎ,鰹木は6本。

由緒,境内社などについては以後の記事にて。

・梅坪神社
【住所】愛知県豊田市梅坪町4-58
【地図】いつもガイド
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梅坪神社〔2〕
豊田市梅坪町の梅坪神社の記事,2つめ(前の記事はこちら)。

由緒と境内社その他について。

境内にあった由緒碑。
梅坪神社21(070201豊田市)

書き写しておく。適宜改行などした。
梅坪神社

一、鎮座地 豊田市梅坪町四丁目五十八番地

一、祭 神 天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
       兎道稚郎子(うじのわけいらつこ)

一、沿 革

 創立の年代は 詳らかではないが 古くは「神明宮」と称し
 現在の梅坪町九丁目(旧字神明)に鎮座した

 江戸中期に至って 水害を恐れ 現在地に遷座した

 大正十二年 神明宮に若宮神社(現在の陣中町一丁目)を合祀し
 梅坪神社と改称する

 昭和二年 村社に列格する

 昭和二十七年 宗教法人となる

 昭和四十六年 本殿・祝詞殿を改築し遷宮する

一、境内社

 天神社 祭神 天之御中主神

 胸形社 祭神 多紀理比売命
         狭依比売命
         多岐都比売命

 山神社 祭神 大山祇命

元々神明宮に祀られていたのがアマテラス,若宮神社のほうが兎道稚郎子だな。兎道稚郎子は仁徳帝の異母弟で,(父応神帝に後を託されてたんだけど)兄に位を譲るために,古事記では「早崩」,日本書紀では「自死」した方である。

父帝の死後,位を譲り合っちゃって,お祝いを届けに上がった海人が,たらい回しで魚が腐ったって泣くシーンが印象的でよく憶えている。

八幡様(応神天皇/誉田別尊)の皇子だから若宮?若宮って,“御子神”の他に,“その地域に出来た新しいほうの”って意味もあるみたいだね。例えば,若宮八幡と言っても八幡と祭神一緒じゃん,何が若宮?と思っていたが,そういうことらしい。何で読んだんだっけな。

さて,他の文献も当たってみる。「豊田市史10」では,創建は元禄十三年(1700年)。昔は流星花火なんていう行事があったようだ。延享2年田原城主三宅氏石燈籠寄進ってあるけど,どの燈篭だったんだろう。

「西加茂郡誌」では,社格は無格社。大正十五年の刊行だからね,村社になる前だ。祭神が天照皇大神他二柱とあるのは,含めて二柱の間違い?

「豊田市史文化資料 社寺編(1)」によると(抜粋&要約),
・時代は不詳だが,(当時の)梅坪の村落に,神明宮の遥拝所があった(旧字若宮=今の陣中町2丁目)。
・近世,たびたびの水害で,村落は高台に移転。神明宮も元禄13年(1700年)に現在地へ。
・天保3年(1832年)社殿改造
・明治6年(1873年)額田県から廃却を命ぜられる
・明治10年(1877年)復旧の許可
あっぶねー,一回消されかかっている。最初に出てくる遥拝所って,お伊勢さんの遥拝所かな?

これが境内社。
梅坪神社22(070201豊田市)


向かって左に小さなお社が二つ。
梅坪神社23(070201豊田市)

神様の格的には,大きいほうが天之御中主の天神社,小さいほうが宗像三女神の胸形社でしょうな。

一段下がって山神社。
梅坪神社24(070201豊田市)

「山神」と彫られてるのが見えた。山神社は大抵,小さいか隅っこか一段下な気がするなあ。

こちらは戦争関係。
梅坪神社25(070201豊田市)


向かって右から。いきなり読めません。
梅坪神社26(070201豊田市)

日清戦争のものかもしれない。

「日露紀念碑」
梅坪神社27(070201豊田市)


「慰霊の碑」
梅坪神社28(070201豊田市)


「碑文」。昭和の戦争について。
梅坪神社29(070201豊田市)


社殿側から,神楽殿?を通して鳥居方面。
梅坪神社30(070201豊田市)


西側は水道局の配水場。
梅坪神社31(070201豊田市)

ちゃんと駐車場あるじゃんね。

この塔って何だっけ?携帯電話のとか?
梅坪神社32(070201豊田市)

近代的なものと神社の取り合わせって,変。面白いけど。

中央のシミっぽいのはセキレイ。
梅坪神社33(070201豊田市)

アマテラスちゃん,君のお父さんとお母さんはねー,とかイジワルは言わない(あ,お母さんとは違うか)。

配水場との隙間には墓地。向こうはマンション。
梅坪神社34(070201豊田市)

広々として,いい神社だったと思う。空も綺麗だったしね。

・梅坪神社
【住所】愛知県豊田市梅坪町4-58
【地図】いつもガイド
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