ひねもすのたり宮
史料の覚え書と神社巡り記録。雑記。
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明治川神社
名前からして新しそうな神社。そしてまた名前の通り,豊田や安城の農業・治水を語るには絶対にはずせない,明治用水に関わる場所である。

道沿いから見える大きな鳥居。かなり新しそう。
明治川神社1(20060708安城市)


左っ側に停まってる車をもろに入れたくないだの何だの逡巡していたもんだから,碌な写真じゃない。結局車は入ってるし。鳥居は全部収まってないし。

鳥居の中,車どめの向こうに橋が見えるが,これが,この鳥居から垂線を伸ばした上には乗らない角度を向いている。実は,右の樹木の中に,もう一つ鳥居があるのだ。

もう一つの鳥居。こちらは,神池を渡る橋から社殿までまっすぐ線を引ける。
明治川神社2(20060708安城市)


表の鳥居よりは大分小さい。そして古そう。こちらが本鳥居とすると,表のは,道路を通る人への見せ鳥居な感じ。

こちらのお社の屋根には,千木と鰹木がある。
明治川神社3(20060708安城市)


阿の狛さん。
明治川神社4(20060708安城市)


吽の狛さん。
明治川神社5(20060708安城市)


円丈師匠とこのHPで勉強さしていただいたら,狛犬の分類とかもやりたいなあ。なかなかにそう,古いのはなさそうだけど。

社殿の奥が気になるー。失礼にも覗き込んで撮影。あんまり見えんかった。
明治川神社6(20060708安城市)


神池。橋の左右にこのモニュメントがある。
明治川神社7(20060708安城市)


説明書きによると,このモニュメントは笠をかぶって田植えをしている人をデザインして作られたらしい。ヒトガタはしておらず,簡略化して丸めた背中を表す半球と笠だけのようだけども,見た感じ顔まで水に浸かってるよぅ。

ご祭神は,予想通り水の神様と明治用水施工までの苦労をされた人々。流域の小学生は,苦労話を学校で教わったり,ゆかりの地を遠足で回ったりしたじゃんね。今は知らない。四半世紀も前の話。

・明治川神社(水神社)
【住所】愛知県安城市東栄町柳原9
【祭神】大水上祖神・水分神・高龗神(創建時の三柱)
    都築弥厚命・伊豫田与八郎命・岡本兵松命
    西澤真蔵命(その後,~昭和にかけて合祀)
【創建】明治13年(1880年)
【地図】いつもガイド

伊佐雄社という末社があったらしいが未確認。トラックの運転手さんがそっちあたりで休憩してたし。次回に期待。

再訪時の記事はこちら→
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明治川神社〔2〕
明治川神社,再訪。以前の記事はこちら

南側の大鳥居。
明治川神社1(070209安城市)


「財団法人 中央化團體聯合會指定 化史跡 明治用水」
明治川神社2(070209安城市)

中央教化団体連合会って昭和三年設立なんだってさ。教化って言葉,印象悪いなあ。なんでだろ?

この標柱は,裏に「紀元二千六百年記念」とあるから,1940年(昭和15年)あたりに建てられたもの。

樹で隠れて鳥居がよく見えなかったので別角度で。
明治川神社3(070209安城市)

貫は柱から突き出してない。楔。中央に額束なし。柱は円柱。ころびは無し(微妙)。

笠木の断面は五角形。
明治川神社4(070209安城市)

というわけで伊勢鳥居だと思うがどうだろう。

「社記」。由緒など。内容は次の記事で。
明治川神社5(070209安城市)


お久しぶりの境内。
明治川神社6(070209安城市)

ウォーキングの皆さんと遭遇。お元気ですね。

狛犬の周りを回ったら,石工さんの名前発見。
明治川神社7(070209安城市)

「酒井孫兵衛作之」。おっと孫兵衛氏,名工らしい。岡崎の巽彫刻工房さんのサイトに,特集ページがあった。

[参照] コマヤン戦前(一番上)

明治川神社の狛犬さんは,大正時代のかなあ。それにしても狛犬の尻は可愛い(全体像は以前の記事にて)。

格子の隙間から。見えるのは本殿?
明治川神社8(070209安城市)


社殿の北側(向かって右方面)の建物二つ。
明治川神社9(070209安城市)

右が社務所で,左がご祈祷なんかしていただくときの上がり口?とか勝手に判断。

左の建物。唐破風(っていうかね?)が美しい。
明治川神社10(070209安城市)


懸魚?の飾りは菊か。
明治川神社11(070209安城市)


境内社なんかへも行ったのだが,以後の記事に回して,神社の周囲について。ぐるっと回ってみた。

東側の道沿いにあった。由緒書きのなれの果て?
明治川神社12(070209安城市)

東側にも鳥居が一基あるのだ。少し奥まったところにあって,小さい。

これが東側の鳥居(再録)。社殿の正面。
明治川神社2(20060708安城市)

こちらは反り増しあり,貫は柱から突き出してない。ので中山鳥居かなあ。

歩道にコッコが溢れている。
明治川神社13(070209安城市)

ニワトリとチャボの区別ってどうつけるのですかい?大きさ?

右下の白いのはコッコじゃないようだが,何ちゃん?
明治川神社14(070209安城市)

ウコッケイにしては頭の毛が短いような。

北側の大鳥居。多分南のと全く同じ形。
明治川神社15(070209安城市)

右下の由緒書き?読んでくるの忘れた。

西側。社殿の裏辺りか。
明治川神社16(070209安城市)

この生い茂った竹やら何やらで,本殿の形は確認できず。素晴らしい杜だと思う。

次は,由緒書きと境内社について書く予定。
(続きの記事はこちら

・明治川神社(水神社)
【住所】愛知県安城市東栄町柳原9
【地図】いつもガイド
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明治川神社〔3〕
明治川神社の記事,3つめ(以前の記事はこちら→)。

由緒書きと境内社,その他について。

まず由緒書き(社記)。長いので,適宜改行した。
社記
一、神社名 明治川神社(水神社)

一、例 祭 四月十八日

一、鎮座地 安城市東栄町柳原九番地

一、祭 神 大水上祖神、水分神、高龗神、
      都築弥厚命、伊豫田与八郎命、
      岡本兵松命、西沢真蔵命

一、崇敬者 壹萬五千戸

一、由 緒 文化五年(一八〇八年)頃、都築弥厚翁が碧海台地の開発を計画されてより、七十余年の歳月を経た明治十三年(一八八〇年)四月十八日、松方正義内務ご参列のもとに用水路竣工の式(水源)と、祝賀の宴(現地)が盛大に挙行された。その時の一同の歓喜と感激とがここに結集して神社を創立することとなつた。

即ち、長年用水の缼乏をかこち農村の疲幣(※原文ママ)に泣いたのが、用水路の開通によつて一大飛躍を見るに至つたので、水に由縁の深い神、三柱を同年十二月現今の境内地に勧請し奉つた。

その後、明治十七年十月社号を明治川神社とし、翌年一月本社の公認を申請、同年四月一日無格社として認可を得同年十月十日本社が落成した。

明治四十二年(一九〇九年)八月無格社より郷社に列格、翌四十三年四月共進神社に指定された。

大正四年(一九一五年)十一月都築弥厚大人が合祀され、つづいて昭和十七年五月伊豫田与八郎命、昭和二十六年五月岡本兵松命がそれぞれ伊佐雄社より、又、昭和三十一年三月西沢真蔵大人「枝下用水」が共に合祀されて用水の守護神として厚く奉斎を受け給うのである。

昭和二十八年一月三十日宗教法人となり現在の神社等級は四級社である。

一、神社名 伊佐雄社(末社)

一、祭 神 田中勘七郎命、本多寛三郎命、加藤太兵衛命、
      黒宮許三郎命、中根祐命、木藤八三郎命、
      黒川治愿命、本多又左衛門命(北野用水)、
      小原権太夫命(北野用水)、
      天野金右衛門命(鹿乗川)、
      加藤吉右衛門命(鹿乗川)

一、例 祭 十月十八日

一、由 緒 当社は本社の左側に鎮座ましまして、「功」つまり功労者を奉祀する神社である。もとは、明治十四年(一八八一年)上倉池の小島の上に発起者並に出資者を奉祀し、開拓小作のため移住した人々と共に鎮守の神として崇敬の誠を捧げていたが、この上倉池も開拓し盡されたので、明治十八年明治川神社の公認認可を機会に現在の地に遷座し奉つた。

ここに特筆したいのは、関係者が何れも存命中に神として奉祀せられた所謂「生祠」であることである。

なお、昭和四十七年八月鹿乗川沿岸用排水土地改良区が明治用水土地改良区に合併したため、北野用水、鹿乗川の開さく改修に功労のあった各二柱が翌四十八年十月合祀せられた。/明治川神社社務所

つまり祀られているのは明治用水の功労者のみではないということである。西沢真蔵については,樹木神社の記事で書いた。

東側の鳥居辺りにあった石燈篭。
明治川神社17(070209安城市)

裏に「為負傷全癒紀念 明治三十四年十月二日」とある。

立派な神馬。
明治川神社18(070209安城市)


境内に向かって左手前の建物。
明治川神社19(070209安城市)


蟇股っていうんだっけ。
明治川神社20(070209安城市)


その裏。社殿にむかって左奥にある「伊佐雄社」。
明治川神社21(070209安城市)


手水舎。
明治川神社22(070209安城市)


鳥居から社殿。
明治川神社23(070209安城市)


狛犬さんと社殿。
明治川神社24(070209安城市)


阿の狛さん。
明治川神社25(070209安城市)


吽の狛さん。ピンボケ。
明治川神社26(070209安城市)

雨上がりに,この茂った竹ではなかなか……。
大正九年一月奉納。

吽の狛さんの苔。
明治川神社27(070209安城市)


拝殿というか,多分門。
明治川神社28(070209安城市)


本殿。
明治川神社29(070209安城市)

千木は……削ぎ方向が見えなかった。鰹木は5本。

比較的近年の功労者を称えた神社ということで,地域密着で面白いと思う。ここと対になるのが,恐らく豊田市の水源神社(由緒にも水源がどうのってあったでしょ)。そっちも行ってみないかんな。

・明治川神社(水神社)
【住所】愛知県安城市東栄町柳原9
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