というわけで,見物に行って来た。実際に発掘されたのは平成11年というから,もう7年前。確認作業ってそんなに時間がかかるのね。出土品の点数が多いのと,年代測定が手間なのと,色々あるんだろうなあ。でもロマン。
■[7/4 読売新聞]
日本最古級の横櫛 安城の遺跡 古墳時代に整髪習慣?
■[7/4 中日新聞]
日本最古級の横櫛出土 愛知・安城の彼岸田遺跡
新聞各社も,7月4日あたりから写真入りで続々掲載。初の土曜日となった昨日,7月8日は,さぞかし人も多いだろうてと,半ば諦めながら現地へ。着いたのは,13時過ぎだったかな。
……( ゚д゚)
貸切りだったし。
歴史博物館や展示場(市民が借用して展覧会などもできる)とひっついた建物の端っこの一階に安城市埋蔵文化財センターはあって,観覧者の入っていける廊下の右側は,ガラス張りの作業場が数部屋,左側は,やはりガラス張りの陳列棚。何か作業場も棚も,もの凄く清潔な感じ。
土器や石器や木製品が並べられてある。ところどころ,品物が抜けているところがあって,『ごめんなさい。貸し出し中なの!』とか何とか,ハニワが言ってるカードが置かれてある。何だこの可愛さ。
作業場の中の女性陣は楽しそうだ。働くならこういうところがいいなあ,羨ましいなあなどと思いながら,横櫛を探す。あった!一番奥!自分一人しか居ないから,眺め放題!
いやあ,新聞写真と同じなんだけどね。やっぱり本物はいいですよ。櫛の歯がぶっといのが稚拙で可笑しい。加工技術黎明期の日本,頑張ってるじゃんという感じか。
目的のものは小さなほんの一点だったけれども,満足した。それにしても,考古学ファンが既に絶滅危惧種なのか,この出土品が,そんなには凄くないものなのか,見物人が居なかったってのは,ちょっと寂しかったぞ。

