■ 学校の宿題ごときでも,パクリはダメですヨ。
■ 引用・言及するときは,出典を明記 and/or リンクを張りましょう。
〔1〕……簡単な由緒,ご祭神,所在地。雨降りで中断。
〔2〕……神社の主役。鳥居,狛犬,神楽殿,拝殿,本殿。
〔3〕……神楽殿の彫り物・飾り詳細。
〔4〕……境内社。
長ったらしく続けてしまったが,今日でひとまず最後。
境内のモニュメント他。
一の鳥居を入ってすぐ右。忠義護邦家と書かれた碑。再掲。

更に右。明治維新百年……,の下は記念,だったかな。

これは左のほう。屋根から外された飾り瓦。

左から,ネズミ?・竜?・何コレ?・スズメ?(ダメじゃん)
左のもう少し先。外された獅子口。

鬼瓦の一種だそーで。
獅子口の向こうに,役目を終えた水盤と竜。

二の鳥居の手前右側に由緒書き。7月撮影。雨降り。

左右に置物。こういうのが随所に見られる。
写真右の像,横山大観のこの子思い出した。違うかな?
二の鳥居の手前,吽の狛さんの後ろに……?

樹の根元の虚の中,金色の恵比寿さんと大黒さんらしき像。

相変わらずピンボケでいかんな。
二の鳥居をくぐって右。三猿。

説明書きの左右にも猿・猿。
あ,やっぱり神猿の読みはマサル。
神楽殿の手前。阿の狛さんの胸下に僧形の像。

形だけでは,どこの名僧やら……。
神楽殿の西。さざれ石に釜二つ。

さざれ石とは,石灰質角礫石のことだって(説明書きより)
君が代にも出てきて,めでたいんだろうね。平成二年奉納。
釜二つ。

前お参りしたとき,某ご神職に「おすぎと美川憲一」というギャグを飛ばされて笑ったという……。
湯立神事に使うのは,別の釜なんだろうね。これは固定されているし。
これも前回の参拝時の話。神事のことを伺ってて,探湯がねという話になった。クガタチというと,熱湯に手を突っ込むアレですかと訊くと,いやいや,湯立のというお返事。
塩や米や入れて沸かして,笹(?)でばさーっと辺りに湯を撒くやつでしょうな。ひっかぶると縁起がいいとか病気が治るとかいう。作物が豊作かどうか占うんだっけ?ここら自分の想像で,実際に不乗森神社の神事を拝見したわけじゃない。一般的に,そんな感じじゃなかったかな。
多分大昔はほんとにクガタチだったんだろうけど,そりゃあ今時ね。手を入れれば,ほぼ確実に大火傷だもの。諏訪の御柱の比じゃないやね,危険率。
境内社,秋葉社の前あたりの樹上に,巣箱?

実は神様の御座所だとか,鳥じゃなくてヘビさんの巣だとか言われたらどうしよう。
これで終わりだけど,ほんとはいくつか漏れがある。三猿の向かって右にあった御神木らしき小さな細い樹とか。
一部メモと記憶を頼りに,境内の配置を図にしてみた。
建物の大きさ測ったわけじゃないし,位置関係は多分あんまり正確じゃないけど,こんなものがあったよの表代わりにくらいはなるかな。
こんな感じ。クリックしてみて下され。

どうかね~。使えるかね~。
・不乗森神社
【住所】愛知県安城市里町森38
【地図】いつもガイド
■関連■
★訪問神社リスト【安城市】
〔1〕……簡単な由緒,ご祭神,所在地。雨降りで中断。
〔2〕……神社の主役。鳥居,狛犬,神楽殿,拝殿,本殿。
〔3〕……神楽殿の彫り物・飾り詳細。
今回は,境内社について。
大きいのがあるんだ,たくさん。
社殿の西側,土俵と境内社2つ。

この土俵,名古屋場所のときに二十山部屋の力士が稽古に使ったとか。
上の写真の左側が神明社。

右側が山神社。

次は東側。
社殿東側の境内社群。

拝殿のすぐ横に赤い鳥居。

お社も赤いのは稲荷社。幟には「里稲荷神社」

拝殿と稲荷社のスキマに津島社。

お隣。東日吉社の鳥居。何mか下がったところにある。

東日吉社。

中のお社の前に金の狛さんが居た気がする。多分狛さん。写真がピンボケたので没。今度からオペラグラス持って行こう。
更に隣。秋葉社。柱の左右に象さん?

社殿の左右のちっこいお神輿は何かで使ったのかな?
秋葉社の屋根。両側に逆立ち唐獅子。神楽殿のと顔が違う。

更に隣。一番東側。厳島社。

厳島社の中,しゃもじ?

そういや,広島の厳島神社の名物,杓子だねー。
[参照] (社)宮島観光協会
境内社の前を抜けると鳥居。

全部額がついてて判りやすうございました。
最後の記事は,その他モニュメントなどについて書く予定。
盛りだくさんの神社なので,一番最後に,境内全体の略図をつけまする。
次の記事はこちら。
・不乗森神社
【住所】愛知県安城市里町森38
【地図】いつもガイド
■関連■
★訪問神社リスト【安城市】
〔1〕……簡単な由緒,ご祭神,所在地。雨降りで中断。
〔2〕……神社の主役。鳥居,狛犬,神楽殿,拝殿,本殿。
今回は,神楽殿の屋根の飾りとか,軒下の彫り物について。
自分の写真の腕のせいで,ピンボケが多い。すまんね。
立派な神楽殿。

▼まずは,屋根の上から。
東南カドの逆立ち唐獅子。

南西カドの逆立ち唐獅子。ピンボケ。

北西カドの,花?何の花だろう?

北東カド。同じ花かなあ。逆光でよく見えず。

▼続いて軒下。彫り物は,主に十二支。まずはザッと。
東側。右から順に,子,丑,寅。丑の上にも何か。

南側の東寄り。右から順に,卯,辰,巳。

南側の西寄り。右から順に,巳,未,申。

西側。右から順に,酉,戌,亥。戌の上にも何か。

北側には何も彫ってなかったので略。
▼彫り物を個別に。
子。大根とネズミ君かな。

丑。つっかかってきそうなウシさん。

寅。何か可愛いトラさん。左の後ろ足折れてるかな?

卯。う,ウサギ?月と草らしきものしか見えませぬが。

辰。定番の竜。暗くてすまん。見えるかね。

巳。すみません,わかりません。

未。ヒツジじゃなくてヤギに見えたぞな。右後ろ足破損。

申。おサルさん。後ろは桃の木かな?

酉。ニワトリさん。画像が暗くて見えんな。

戌。イヌ君。わんこ可愛い。右前足破損。

亥。イノシシさん。唯一まともに撮れたかな。

既にお気づきでしょうが,午がない。
どこよ,ウマ君?というわけで,七五三の儀式を終えて出てこられたご神職に尋ねてみました。
白馬伝説というのがあり,ウマは特別扱いで本殿にある。
市の広報にも載った超有名な話だが知らないのかと言われました。
すみません。勉強不足でございました。
伝説の出来事があったのは江戸時代。伝説というより実話だね,とのこと。
ぐぐったら,伝説の内容を載せてらっしゃるブログ発見。
「花嫁日記」様(ウエディングプランナーさんが運営)
『森の白い馬』という民話が紹介されている。
[参照] 2006年10月14日 不乗森神社の民話
神楽殿の彫り物に馬がいないことも出てくるなあ。
神楽殿の軒下,十二支以外にも彫り物があったのだが,何か不明なので,写真だけ紹介。
東側。丑の上の彫り物。

本気で何?蝙蝠?何かの神獣?
西側。戌の上の彫り物。画質悪い。

波に月?
彫り物。めっさ可愛い。彫り物だけ見に行ってもいいくらい。
写真がうまく撮れなくて残念だ。軒下物件の撮影には,いつも失敗しちゃうんだよなあ。主に手ブレが原因だから,もう三脚買おうか……。
しかし長いな今回の記事。写真多すぎだよなー。
次は境内社について書く予定。
次の記事はこちら。
・不乗森神社
【住所】愛知県安城市里町森38
【地図】いつもガイド
■関連■
★訪問神社リスト【安城市】
大体の由来とかご祭神・鎮座地は既出なので省く。
写真が何十枚かあるので,4回くらいに分けて書く予定。
今回は,一の鳥居,手水舎,二の鳥居,神楽殿,拝殿,本殿という,真ん中をまっつぐ行くと揃っているモノを紹介。
以後,神楽殿詳細,各境内社,その他境内にあったものと続ける予定。
前の記事より,一の鳥居(1)・(2)・額
一の鳥居を入って左に手水舎。

誰だ,ペットボトル置きっぱなしで。

二の鳥居と狛犬さんたち。

阿の狛さん。

吽の狛さん。

昭和二年三月奉納。
二の鳥居。真っ白の紙垂。

神楽殿と狛犬さんたち。

七五三の時期なので,緋毛氈が敷かれてある。7月に来たときはなかった。で,中にある金色の紙垂つけた派手なモノは何て名前?
阿の狛さん。

吽の狛さん。

形が形なので遠目で期待したのだが,昭和三十年一月奉納。
神楽殿を回って拝殿の前へ……。

いやまたこの,神楽殿の彫り物が面白いんだけど,もの凄い数なんで後日。
拝殿と神猿さんたち。

皇室におめでたいことがあると,垂れ幕を出すのだな。ところで,神猿はマサルと読んでおk?
阿の神猿さん。

吽の神猿さん。

猿さんの上の釣灯篭も綺麗でしょ?
拝殿の鈴と額。

自分はどうしても,鈴をうまく鳴らせない。
本殿。千木は内削ぎ,鰹木は7本?

鰹木1本,写ってないだけかな?ご祭神は大山咋之命だから男神だよねえ。外とか内とか,奇数とか偶数とか,教科書通りじゃないことが多いみたいだ。よくわからん。
いやあ。まだ蚊がいたよ。二ヶ所刺されたね。あんまり腫れてないけど。樹が多いからねー。見てみ?Google Map の航空写真(地図が出たら,右上の「航空写真」をクリック)。わー杜って感じでしょう。
さてー。まだ3記事ほど続く予定。毎日書けてもあと3日。
頑張るから待ってー。
次の記事はこちら。
・不乗森神社
【住所】愛知県安城市里町森38
【地図】いつもガイド
■関連■
★訪問神社リスト【安城市】
ウチのブログへ来るお客さんの2割以上が,検索で不乗森神社を指定して飛んできてる。
予告編というか,ショボイ記事しか載ってないのに。すまんのう。
ちなみに次が安城神社ね。1割くらい。
今日は,ずあっと全体見て回って写真も撮ってきた。
ちょっと今,放心状態だから,記事はしばらく待ってね。
1週間以内には起こすからね。
……見捨てられた?
それとも,ウチの会社が家出ムスコみたいに意地張ったのかね。
どちらにしろ,最大の客先であることに変わりはないので,引き続き頭は上がらないわけだが。
明日は久々に特攻掛けますよ。
首洗って待ってろヤ,かぐや姫軍団~!ヽ(`Д´)ノ
無理難題ふっかけてイイトコ取りの彼らを,自分はこう呼ぶのであった。ハイ,わかってますよ。ぶら下がり会社にしか就職できなかった私の負けでございます。
テーマ:Σ(゚Д゚)そう、そういえば! - ジャンル:日記
あらいのじかん~神社と朱印、ときどき猫と自転車~様です。

URL:http://alay.at.webry.info/
管理人:新井 様
名古屋近郊から,旅行先の京都などの神社紹介が中心のブログです。
紹介文によれば,名古屋辺りの神社巡りは自転車でとのこと。
各神社の記事についてる説明文が,とても詳しいです。
ウチみたいに「何か不明」とか「あれー?」で埋ってませんw
Wikipedia の神社記事を書かれるほどの博識。
ご本人は謙遜なさってますが,生半可なものではないと思います。
ご朱印もきっちりいただき,ご神職や氏子さんとの交流もしておられる。コソコソ型の自分とは正反対。神社巡りのあるべき姿と言えましょう。
実はウチから無断リンクしていたのがバレましてw
快く仕返しリンクしていただきました。ありがとうございました。
新井さんは猫好きだそーです。TOP画も最近にゃんこにされてます。
自分もにゃんこスキーなので嬉しいです。ぬこ~。
新井さん,今後ともよろしくお願いしますね。
寿恵野神社。すえのじんじゃ。

ここもそこそこ新しそうな。

狛さんズと拝殿。

阿の狛さん。

吽の狛さん。

昭和57年10月奉納。
拝殿はガラス張りでスケスケ。

拝殿を横から見る。何やら三方がぞろぞろ。

拝殿の向こうに本殿。

本殿を裏から撮ってみたり。

境内社。お祀りされてるのがどなたかは不明。

境内にあった双幹の松。なるほど二股。

見上げてみる。クスノキに手前を遮られてしまった。

入り口の由緒書きによれば,創建は明治18年1月8日。紀州藩主徳川茂承公が,廃藩後にこの辺り(俗称論地山)を開拓するに当たって,社殿を造営したとのこと。
ご祭神は,天照座皇大御神(おお,カタックルシイ書き方),持統上皇,東照公。「豊田市史・十」には相殿東照公とあるから,同じ社殿内に三柱祀られているのだろう。東照公ってな,言うまでも無く徳川家康。
その後,天鈿女尊,大山祇神を合祀だって。境内社はこのあたりの方々のものなんだろうか。
紀州公開拓後,当地を徳川偕楽園と称し?偕楽園?
水戸のアレを思い浮かべると笑っちゃうけど,まあ偕(とも)に楽しむって意味ならおかしくはないやね。今じゃ“園”ったって面影は無いわけだけどな。
・寿恵野神社
【住所】愛知県豊田市豊栄町
漠然とリサーチ中には判らないことでも,ポイントを絞ると見えてくるものよな。
「あおきはら 青木台自治区創立30周年記念誌」 2006年3月 発行
これで,青木原神社は,アオキハラと読むことがほぼ確実に。
例の狛さんは,平成16年3月に寄贈されたものだそうな。載ってる写真見たら,彫ってあるじゃん,奉納年月!
……普通「奉」「献」の文字の真裏に彫らん?狛さんのケツ側に彫ってあったらしいんだけど。ああ,そういう神社もあったかなあ。完全に見落とし。
でもさ,奉納したKさんご夫妻には悪いけど,やっぱりこの狛さんズはアレだと思うわけよ。石工は誰だと問いたい。古い言い回しだが,小一時間問いたい。
そういや,載ってる写真,自分の写真と全く同じ構図のが2枚あって笑った。まあ,真正面から鳥居や社殿撮れば,自ずとそうなっちゃうんだろうけどね。
前の記事はこちら。
走行中,この鳥居が左斜め前に見えた。

額。アオキハラかアオキバラか?

鳥居を入って右へ曲がるとお社。

ええと。拝殿?

阿の狛さん。

吽の狛さん。

裏へ回ったけど,奉納年月は刻まれていない。今年ですと言われても納得できるくらいまっさら。で,カワイクナイ……。新しい狛さんはハズレが多いじょ。
吽の狛さんの後ろの木彫りの像。どなた?大黒様?

にしては,お顔が悲しそうな気も。
本殿,でいいのかな……。

中。はっきり撮れすぎ。不敬か?

入り口の由緒書きによれば,このあたりは日中戦争→太平洋戦争勃発による食糧難対策のため,国の政策で昭和16年頃より各地から人を集め,開拓をした土地らしい。そういう入植地には,まず拠り所として神社を作るものらしいが,ここではそれが弥栄神社。(ってことは,ご祭神はスサノオだった?)
その後,昭和40年9月に伊勢神宮の外宮より豊受大御神を分祀。分祀とか勧請とか,場所によって書き方が違うけど,ほぼ同じこと?昭和48年に宗教法人として認可されたそうだ。こういう場合,創建は昭和40年9月のほうでいいのかな。いいんだよな。
ご祭神は,豊受大御神となっている。前の神様はどうしちゃったのかね?
結構,神社って新しくできるものなんだなあ。平成に創建の神社もあるってことかな。どこにどなたを,どういうつもりでお祀りするんだろう。
・青木原神社
【住所】愛知県豊田市青木町
……あ,法律に触れるような薬じゃないから。
引きこもっていると,運動不足も加わってよろしくないので,リハビリとばかりに本屋までドライブ。4冊,約5千円お買い上げ。
「歴代天皇のカルテ」 篠田達明・著(新潮新書)
あの天皇は痔,あの天皇は事故死,そして暗殺疑惑!?(いや有名だけど)まだこれから読むんだけどな。目次だけでわくわく。
昔からこのテの科学的解明(推理)本が好きで好きで。最初に嵌まったのが「偉大なる作曲家たちのカルテ―40人の作曲家のライフスタイル・病気・死因と作品との関連」。お定まりのモーツァルトの死因解析から始まって,様々な記録から,病歴や何かを洗い出すのだ。
モーツァルトの耳の形がヘンって書いてあったのは,この本だったかな?結構出てんだよね,作曲家の病気本。五島雄一郎・著。医学ジャーナル社からの出版(絶版らしい。自分は図書館で何度か借りた)
他は,漫画と,神社建築の本と,車谷長吉の短編小説集。車谷初体験でちょっと不安。パラ見ではかなりツボったんだけど。ファーストコンタクトは緊張するね。ヒトでも作品でも。
平日に抜けている場合ではないので,混雑するだろうが,どこかの日曜に,平針の運転免許試験場へ行く予定。うざーい。めんどーい。
気を取り直して,目的地周辺の神社チェック。
デカケルトキハ,ワスレズニ(古)。
試験場の所在地は,愛知県名古屋市天白区平針南。
既出の [ウォッちず] と地図サイトで確認すると,
東南東1000m のところに山神神社。
南500m のところに熊野社。地名が神の倉とあって,何か気になる。
北北東800m のところに針名神社。
うーん。回れない距離じゃなさそうだけどー(徒歩である)。
とりあえず,午前中に講習受けて,まずは熊野社だな。あとはお天気と体調と相談しよう。
今日は,病的な眠気とだるさを覚えたので,会社を休んでしまった。こんなことだから,冒頭にも書いたように,野暮用では休めなくなるのだ……。ああ,欠勤が多いと一時金に響くなあ。クビにならんだけありがたいけど。うぐー。
では,「地域内の神社全て」を洗い出すにはどうしたら良いか,という話である。先人が踏破した記録があるわいという場合は除こうかな。
自分が通常,そう努力もせずにやっている手法は,
・乏しい知識と経験を動員する。
・愛知県神社庁のサイトを見る。
・道路地図で鳥居マークを探す。
あたりである。
観光地やグルメスポットを探すのと,そう変わるまい。そういえばあの通り沿いに看板があったな,人気のデートスポットのリストはこれで,地図見るとこんなところにレストランがあるから行ってみよう,てな感覚と同じである。
ここで問題は,上と対応して,順に,
・知識と経験のみで,情報の網羅など出来ない。
・全ての神社が神社本庁に登録されているわけではない。
・道路地図に,全ての神社の場所が示されているわけはない。
というところ。
今までに紹介してきた神社の何割かは,本庁の管理下にないし,地図にも載っていない。だいたい,冊子になっている道路地図だろうが,ネットでお気軽に見られる地図サイトだろうが,ものによって鳥居マークがあったりなかったり。とても追い切れないのである。
曖昧なデータを見るとイライラしますわな。今時,所在地の情報として,多くが神社を求めないとは思うから,仕方のない話ではあろうが。民間企業なんだから,お金は効率よく,優先順位つけて使わんとね。そればっかりじゃあ,魅力も何もなくなっちゃうけど。
さあ,そこで考えたのが「正確さ重視」「儲けはあまり関係ない」組織の存在である。ズバリ,政府。国土交通省。そして,地図といえば,国土地理院。
[ウォッちず]
えらい可愛いネーミング。近頃は,お国もフレンドリー政策かねえ。
こちらでは,日本全国の(一部除く)2万5千分の1地図が,試験的に公開されている。1/25,000 というと,1km が 4cm っつ縮尺ですよ,奥さん。で,それがまた,サイト内では拡大表示されてるようで,下にサンプルをリンクするが,この巨大画像でだいたいタテ 6km,ヨコ4.5km。
表示例 [豊田市南部・北西]
ちょっと頑張れば,徒歩でも行き来できる範囲なんだよね。ナローな接続環境ではちょっと辛い画像サイズだけど,自分の中では近頃のヒット。これと冊子の道路地図を見比べて,シルシをつけてということを始めている。
……国土地理院だから,全部網羅できてるとは断言できないけど。ホントに網羅する気なら,ほんとに全部の土地を踏破するしかないよね。うん。でも,今のところ,一番詳しい地図だということで。
最近,無料で濃い情報を発信してるサイトを見つけると,狂喜してしまうな。調査やまとめにどれだけ時間やお金がかかってて,場合によっては凄い値段で売れることが,段々判ってきたからかなあ。
リサーチ会社のレポートなんか,厚さ 1cm,A4 サイズの冊子で5万円とか平気でするもんな。まあ,「ウォッちず」は国の出してるものだから,納めてる税金の分と思って使わしていただいてよござんすかねー。
( `皿´)ノ
そう段数のない階段の上に鳥居。新しそう。

鳥居。注連縄が無いのだが,クルマの乗り入れOK?

どうせ,表からは階段で無理だけど。
社殿。拝殿も本殿も一括っぽい。

阿の狛さん。

吽の狛さん。

昭和六十三年十一月奉納。可愛くない……。(ボソッ)
額。

ピンボケ。体調悪くてな。
社殿。

賽銭箱の左右に貼ってあるのは,「賽銭箱が盗難にあいました!」「○○で見つかりました!」「厳重警戒中!」とかいうもの。
……(´・ω・`)
入り口にあった由緒書きによれば,ご祭神は天照皇大神・豊受大神・大山咋命・火産霊命。
以下要約。というか自分なりの解釈つき。返って長いかな。
元々この地は碧海郡に属し,末野原の一部で,論地ケ原藤藪と呼ばれていた。昭和十年,(例の)自動車会社が出来ると,急速に開発が進み,地名も上郷村大字渡刈字藤藪に。昭和三十九年,豊田市に合併されて東栄町一丁目となった。
などと書かれてあるが,まだ神社自体の話は出てこない。
ちょっと遡って昭和十九年,同じ上郷村内の福受というところに,海軍航空隊が作られることになった(岡崎航空基地という名前だが,豊田市まで広がっていたらしい)。その折,福受にあった山王神社がどかされて,ここ藤藪へ遷座してきたというのだ。社殿ごと。
藤藪の人々は,お引越ししてきた神様を,氏神様として崇めていた。戦争が終わってから随分して,福受の人たちが,神様を返して欲しいと言って来た。昭和三十九年のことだというが,豊田市に併合される前だろうか。
で,神様が返って行っちゃったので(今,豊田市福受町にある山王神社がそれらしい),藤藪の人々は,海軍航空隊にあった旧社殿をもらって(ここがわかんない。航空隊の基地の中に何の社殿があったのか?),伊勢神宮を勧請して,山王神社を合祀して,豊田神明社としたという。
内宮,外宮,山王で,アマテラス,トヨウケ,オオヤマクイまでは判った。ホムスビはどっから来たんじゃろうか?
狛犬の奉納時期でもわかるように,昭和六十三年に,老朽化した社殿を建て替えて,一切合財新しくしちゃったそうだ。寄進者の名簿には,あちら様を筆頭に,関連会社がズラズラ。
土着してない感じの場所だったな。ただ新しいからだけじゃないような気がするんだけど。何だろう。
・豊田神明社
【住所】愛知県豊田市豊栄町
この冬には市川御大による再映画化版「犬神家の一族」が公開されるとか。今回はお馴染み石坂金田一だけども,もう金田一俳優は二十人越えたかねえ。渥美清,西田敏行,古谷一行,鹿賀丈史,小野寺昭,中井貴一,片岡鶴太郎,役所広司あたりは見たけどな。
角川文庫の横溝正史,昔は100冊くらいあったんだけどねえ。近頃は,金田一モノの有名なやつばっかり20冊くらいかね。自分は古書店めぐりで99冊まで揃えた。実家に置いてあるんで,ちょくちょくは読めないんだけどな。日本三大探偵の中で,一番可愛いじゃん,金田一。いや,神津も明智も,多分殆ど読んでるけど。
ところで「金田一耕助」が商標登録されているのはご存知かね。読みがなで,キンダイチコースケとキンタイチコースケ。2件。権利者は,横溝孝子。正史夫人。濫用するバカたれが多かったものと思われる。
孫を詐称してるお前,お前もだよ!
つーかまあ「金田一少年の事件簿」も同じく登録されているわけで。商品区分ごとに11件。嫌いになるぞ講談社。
権利関係の話は生臭いやね。自分も来週,知財含んだ契約の話があるけど,やーな感じ。聞きたくない。暗黙の了解とか,社会通念とかの通用しない世界は嫌だねえー……。
浅草十二階。二笑亭。
前者は関東大震災によって倒壊し,後者は,精神を病んだ(?)製作者がしかるべき病院へ押し込まれた後,家族によって取り壊されている。
特に二笑亭。その奇っ怪さを知るには,上のWikipediaへのリンクでも読んでいただければと思うが,……見ないと伝わらないわな,やっぱ。
精神科医・式場隆三郎氏の「二笑亭綺譚」という著作が,どうも唯一の記録らしい。自分の学生時代に原著+新解釈で復刻された。三千五百円ばかし。食うに事欠いていた自分には(言っておくが平成の話だぞ)かなりお高いはずが即買い。
「二笑亭綺譚-50年目の再訪」(筑摩書房)
その後,文庫で増補版が出たらしいことがさっきわかった。増補なら,そっちも欲しかったが,絶版のようだ。
写真もあるし,近所への聞き取りもしている。記録は克明だ。そして現代の著者たちが,跡地を訪問したり,紙細工で復元したり。非常に濃い本だ。
いや,それでね?その式場隆三郎。またWikipediaの記事だけど,三島由紀夫にも信頼されてたみたいで結構凄い。彼が病院をつくっていると知って,検索をかけてみた。すると……。
カチリ。
ほら,鍵が鍵穴に嵌まるというか,ジグソーパズルの最後のピースというか,何かがピッタリと符合する時の感覚ってあるでしょう。
まさにそれ。こんなところで繋がっていたなんて。
[式場病院ウェブサイト]
中井英夫の流された薔薇。薔薇園のある精神病院。ここだったんだ。
中井英夫は,耽溺すると,しばらく社会生活をまともに送れなくなる作家その1だ。ちなみにその2はレイ・ブラッドベリ。隠し玉として太宰の「人間失格」というのもあったが,近頃は彼を愛していないので,凶器にはなり得ない。
河出文庫の「薔薇への供物」。そして勿論「虚無への供物」「流薔園」。
精神病院に薔薇。薔薇と精神病。
再起不能なほど精神を病んだら,松沢病院へ入りたいと思っていた。もしくは,「ドグラ・マグラ」の九大医学部付属病院。自分は貴重なモルモット(研究対象)たり得るか?
式場病院もいいなあ……。ミーハーですかね。
昔から,自分の好きなものは,必ずどこかで,そのぞれぞれ同士がリンクしているものだったよ。
久しぶりに繋がって,涙が出そう。ああ,いい歳して。
今まで二つあって,なんか寂しいので,もういくつかあっていいよなと検索しているうちにハマッタ。コレクションみたいで楽しい。
自分は結構ウルサイ性質なので,そういう趣味のコミュニティのカテゴリに嵌りにくいようなのだ。趣味も偏っているし。カテゴリが当てはまっても,
・32×32 サイズのバナーがない
・バナーがチラチラ動きまくる gif アニばっかり
・マナー遵守などの要請文がヒステリック
・バナーのことをバーナーと書いている
・ギャル文字ゆーか小文字のひらがなで語ってる
・この属性はバラしたらまずいだろ
などの理由で即没が続出(エラソーに書いてるが,当てはまれずに排除されてるのは,結局自分なのだ)
ずーいぶん長いことかかって,やっとお気に入りが見つかると,嬉しくて貼る。また貼る。気づくと今日だけで10箇所。
作曲家のバナーは,同盟主さんがあまり自作にこだわっておられないようだったので,こちらで作成。32×32 サイズがなかったんだけど,どうしても参加したかったのだ。
まだいくつか貼りたいところがあるんだけど,あんまり貼るとメインコンテンツより目立ってしまうし……。うちのブログ,地味だからなあ。まあボチボチ増やそう。
色褪せて,つっかい棒つきの両部鳥居。

遊具のあるお宮だった。
境内ベカラズ集。昭和六年てあるけど,新しく見えた。

刈谷市教育委員会による案内板。

上のベカラズ集もだが,この日回った大きな神社には,必ず同じ体裁の案内板があった。ところで,両部鳥居って珍しいか?
手水舎。

何だか返って,乾ききっているものを濡らすことに冒涜感を覚えて蛇口に触れられず。携帯おしぼりにて代用。
拝殿と狛さんズ。

阿の狛さん。玉持ってる。

吽の狛さん。子ども連れてる。

昭和六年三月奉納。口がイルカみたいで可愛い狛さんたち。
拝殿の表側の竜。

裏に回っても竜。

本殿。

この日は空が綺麗だったなあ……。
屋根に花の意匠が。

何の花かわからんあたりが情けない。
鳩も居たり。

本殿に向かって右の境内社。詳細不明。

本殿に向かって左の境内社。更に色々不明。

小さなお社が二つ,赤い消火器と同居してはる。
ご祭神は教育委員会の案内板に従えば「誉日別命(ほむだわけのみこと)」
……いや,それ絶対「誉田別命」の誤植だから。教育委員会の案内板,洲原神社のも漢字が怪しかったんだよなあ。親切なのはええけども,表記の間違いはマズイでしょ。
境内では,補助輪つきの自転車に乗った6,7歳の男の子が,お父さんと遊んでた。いいパパだね。自分が写真撮ってる間,さりげなーく脇に控えててくれた気がするし。
そういや,八幡様には親子連れが似合う気がするんだな。何故だろう。
・八幡宮
【住所】愛知県刈谷市井ヶ谷町
定期的に自発で読みに行くタイプのRSSリーダを使っているのだが,エラーの赤バツがつくブログはみんなfc2。使えてない日本一は粉飾決算と同じだと思うぞ。
疲れたので,せっかく写真アップしたけど神社記事は明日以降。もうグッタリですよ。
今日も鎮痛剤漬けだし……。
テーマ:∑(゜□゜;;)ナニー!! - ジャンル:ブログ
でもまあ,吐き気も眩暈も,慢性的な息苦しさに比べたら随分マシなわけで。呼吸が苦しいと,生きてるのが辛くなるからね。気分わりーぞチクショーとか言ってらんない。げろげろのがホントいい。
……鎮痛剤とダブルで飲んでると頭働かないなあ。
ところで。主たるウリの効能と副作用の違いなんて,その時の人間の都合なだけなんだよね。不純物とかで出るやつは知らんけど。たとえば咳どめなら「咳は治まりますが,眠くなります」じゃなくて,「○○(敢えて書かん)を抑制するので,色んなもん鈍くなります。咳も止まるし眠くもなるでしょう」が正解だろうな。
咳どめの主剤ってモルヒネだろうよ。直接入ってるわけじゃないけど,体内で一部がモルヒネに代謝されるはず。(作用は緩いかもしれないけど)つまり,そんなもん使わにゃ,咳ってのは止まらないんだな。
脱線した。
発酵(醗酵)と腐敗との違いは,人間に都合がいいか悪いかの違いだけ!っていうのもあるな。言葉は人間様が構築して,人間様が用いるわけだから,そういう意味では都合で言葉を区別しても問題ないけど,学問として現象を見るときに,とらわれているとよくないことがあるね。言葉だけじゃなく,立場とかにもね。
モノの見方を変えるのって,自発的にはなかなか辛いけど,やってみると妙な快感を伴う行為ではある。
例えば,自分は曲がりなりにも(随分曲がっちゃったが)生物屋のハシクレで,会社でも研究開発的なことをやってきたけども,専門にとらわれるのもよくないし,裏づけが無くても売れりゃあいいみたいに営業的になりすぎるのもよくない。
技術屋としてのプライドは保ちつつ,上司も含めて社内外へのアピール方法は工夫し続ける。結構敵は身近な内部に居るもので,アピールが下手だといつの間にか(社内で,技術を)潰されてることなんかあってね。研究室に篭って,コツコツ職人仕事してればいい仕事でもないんだコレが。で,モノの見方は,自分や相手(上司やプレゼン先)の立場にも合わせて,常に様々に想定していなければならない。
・技術屋(専門家)としての見方
・モノを生産する立場での見方(生産機械/生産ラインの流れ)
・お客様の立場からの見方
・経営者的な見方
・世界・地球規模での見方(視線)
上の3つくらいは,製造業なら入社して何年かすると出来るようになる。経営者的っていうのは,下手をすると部課長になるまでわかんない。最後のは,全然やらない人も居るだろうね。世間のいろんな動向とか,せめて同分野のサーベイが出来てないと見えないから。
下2つ。自分はまだまだ経営のことは判ってないし,世界のことも勉強不足だけど,上から見てるつもり(見下すのではないよ)になるだけで,ニヤニヤしそうなくらい楽しいことがあるよ。下っ端だからって地を這ってるだけだと見えないものが,一気に開けて来たりするよ。
まあ普段一番重視してるのは,そんな難しい見方じゃなくて「お客様視線」ね。技術屋が一番自負してる“効果”の部分がお客様には判りにくかったり,逆に一番気にしてる弱みの部分を「そんなもんどうでもいから早く製品を出せ」と言われたりね。展示会で説明員やってると,勉強になるです……。
怒れることがあったとき,見方を変えるとおさまるという効能もあるな。嫁にヒス起こされた旦那,嫁の立場に立ってみたらどうか?(逆も然り) 子どもがテストで0点取ってきたって,親子とも元気に生きていられて平和で幸せじゃんね?女子高生に「キモッ」て言われた?相手は経験値の低さを露呈したぞ!
頭の体操っていうか,遊びだよねえ。社会生活なんて,自己探求のついでだから。会社でうまくやってけるかどうかなんてのも,RPGみたいなもんだし。お金はそこそこあればいいし。雇用されてる以上,真面目にはやるけどね。
……うふふ。これが自分の,薬が効いてるときの文章。多少書き直したけどね。きっと切れてから読むと嫌悪するだろうな。面白いから実験的に掲載してみる。なので,滅裂なのはお許しください。
「あー,うちテレビ無いんですよー。今時どうやったら信じていただけるかわかんないですけど」
「(くすっ)いえいえ,そういう方もいらっしゃいますので……」
「はあ,そうですか」
「ワンセグのケータイやテレビの見られるパソコンなんかもお持ちじゃないですか?」
「やー,ケータイもパソコンも古すぎて対応してません」
「そうですか,では,私のほうから,担当の者に申し伝えますね」
感じのいいおねーさんだ。家の中見るまで信じねえ!とかヤクザ調も覚悟していただけに拍子抜け。
「あ」
「?」
「カーナビ……」
「テレビが見られるものをお持ちでしたら,やはりお支払いをいただくことになっておりますが」
「そーですよねー(買って以来一度も使っていなくて忘れていた)。あ,車買ったの2年前なんですけど,遡って払わなあかんですか?」
「いえ,ご契約いただいた月からいただくことになっておりますので」
義務があると判れば払うわけよ。テレビは無くとも,ラジオのほうはヘヴィ・リスナーなわけよ。そしてきっと,災害時には一番お世話になるわけよ。(しばわんこの放送局だから贔屓もしたくなるわけよ)
受信料の引き落とし依頼書かなんか送っていただく約束をして電話を切る。学生時代はビンボーだったので払いたくなかった(幸い集金の人は一度も来ず)けど,今ならたいした金額じゃない。
つか,払う以上は色々言うよ?投書とかしちゃうよ?
とりあえずだね,ニュース読むたびに噛みまくるOアナを鍛えなおしてくださいよ。嫌いじゃないけどヒヤヒヤするよ。きちんと読ませてよ。朗読は凄くいいんだからね!
前の記事はこちら。〔1〕 〔2〕
豊田市中央図書館で本を借りている。
「豊田市史 十巻(資料)民俗」豊田市教育委員会他・編
昭和53年発行のものを,平成5年に復刻したやつ。金にもならん調査やデータベース構築を贅沢に出来るのは,官製だからだよな。適度に全般押さえているが,大学の研究みたいな深さはない。
「みどりの中の豊田の神々」雲雀荘主人(天告子)鈴木元勝・著
平成10年発行。自費出版。豊田市(平成の大合併前)内の神社を巡った記録。個人の覚え書であるので,データベースとして用いようとするとビミョー。
孫引きもいいところ&両著とも出展が曖昧ではあるが,せっかくなので,自分が参った神社についての内容を引かせていただく。以下,「豊田市史」を「市史」,「みどりの中の豊田の神々」を「神々」と記す。
「喜多神社」は双方「北町大神宮」としている。
本殿は,社務所を兼た憩の家,祭り用の山車の倉庫等ある境内の一角にある覆い堂の中にあり,三社が祀られてある。(以上「神々」より引用)
祭神:天照皇大神
由緒:無格社 境内神社に秋葉社・津島神社あり
(以上「市史」より引用)
境内神社は,現在,個別には存在しない。建物は完全に一つ。取材の新しい「神々」の記述通り,一緒くたになってるのだな。
セキュリティのことやら気になって,そうそう社殿の中なんか確認できない自分には,中に三社なんてのは見えなかったのだ。
再掲。見える?

あー,でもこれでご祭神の確認は出来た。創建は「市史」にも不明とあった。記録が散逸したのか,古すぎて判らないのか。
もう一つ。〔2〕で書いた灯篭の件ね。
これも再掲。

境内社に秋葉様があるなら「秋葉山常夜燈」の文字もうなずけるわけで。でも,これが「市史」によると,“秋葉神社境内”にあって,写真も載ってるんだけど,背景が手水舎以外全然違ってる。
再開発で境内狭くなって,社殿建て替えて,一緒くたにされて,ここ三十年くらいで随分変わったんだろうなあ。
豊田市駅前は,また何年か前から,再開発計画が発動中である。もう,この神社の移転は決まってるようだ。[豊田駅前再開発ホームページ]
左上の図のね,もろにE棟のところにあるんだ,喜多神社。曳き屋って言ってるけど,どうなのかね。
何かこう,神様が寂しがらないように,あと,出来たら狛さんや灯篭は保存する方向でお願いしますよー。頼みますよー。
両部鳥居。

鎖が渡してある。注連縄だけでは,下車・下馬の意は伝わらぬと。
参道は石敷きじゃなく,白い砂で作ってある。

途中で左右に分かれて,左が拝殿,右へ行くと境内社。

自転車の轍痕がありますな。
拝殿。

阿の狛さん。

吽の狛さん。

彫り跡の生々しい近年のと違い,やわらかい印象。大正七年十月奉納。
拝殿を横から見る。

狛犬の尻って妙に可愛い。
幣殿から本殿(でいいんだよな)も横から。

拝殿の横っ腹だけ,近頃張り替えてるっぽい色。
境内社。

工事中か何かわからないけど,結界みたいで怖いから!これ以上近づけず。
5,6年前に来たときは,境内社の手前辺りに遊具(ジャングルジムだか滑り台だか)がいくつかあったと記憶しているのだが,今回無かった。維持が大変になったかな。老朽化してて子どもが怪我でもするとアレだからね。
「豊田市史」(S53.豊田市教育委員会編)によると,創建は寛文9年(1669年),ご祭神は市杵島姫命と大山祇神とのこと。というと境内社は山神社の類かな?
上郷交流館のウェブサイトによれば(以下引用)
市杵島姫神社
集落の北西に位置するこの社はこの裏にあった釜戸池の中の弁財天を新郷成立時に旧上村新郷の氏神として創祀。寛文5年(1665)池畔に社殿を造営移築。明治5年5カ〔注:原文ママ〕新郷を和会としたときに市杵島姫社と改称した。
[上郷交流館] [左記内該当ページ]
……とあるので,元々が弁財天(所在地の住所も和会町弁天)。本地垂迹で「市杵島姫=弁財天」は判るんだけど,え?「市杵島姫っていうのは実は弁財天様が化身したものですよ」っていうことでしょ?仏教徒のほうの言い分でしょ?「元々弁天さんが居ったから,日本の神様にしたら市杵島姫様じゃあ!」っていう変換もありなの?(その前に,市史とサイトの創建年代が合わんがな)
実は今でも,境内に弁財天の社があるという話もある。とはいえ,全く別に勧請したとも思えんのだけどな。今度行ったら確認してこよう。
・市杵島姫社
【住所】愛知県豊田市和会町
正午前に,15時からの用事の場所着。車停めて,あとは全部徒歩で。
→洲原神社
→秋葉神社
→祖母神社
→八幡宮
スタート位置に戻る。
風つえー!カメラ構えてても煽られてガタガタ。しょうがないんで,ほとんどの写真を動体撮影モードで撮った。動いてるのは被写体じゃなくて自分なんだが……。
正味,二時間半ほど歩き回ってたな。距離にしたらどんくらいなんだろ。5キロはありそうだ。あんまり疲れなかった。大分体力戻ってきたか。
今日一番の収穫は,某神社でにゃんこに会えたこと。写真も撮れた。ゴハン欲しそうだったけど,何も持ってなかったからなあ。次はニボシくらい差し入れよう。
秋晴れ!ただし北の空は不穏な感じ。

帰宅してクルマ停めた瞬間,目に飛び込んできたので嬉しくて撮影。

ぱーっとバカみたいに晴れてまん丸よりも風情があろうが?

すぐ隠れちゃった。上空は風がもの凄いと推測。

この墨を流したような雲。

電線越しの名月。半端な田舎町には相応しいかな。
そういえば今日,大きな虹が出てたぞな。
16時半くらいだったかな。同じフロアに三部署300人ほど居るのだが,窓際へ走ったのは数人(もちろん自分はその一人),でもみんな,ブラインド越しに見てたと思うよ。喫煙者隔離部屋からが一番いい眺めだったんじゃないかな。
カメラ(ケータイのも)持ち込み禁止でなけりゃ,写真撮ったんだけど。そういえば,虹が出たあたりから空が明るくなって来て,定時のチャイムが鳴る頃にはスッキリ雨上がり。だから月を見られたんだよね。
神様,同じ日に,いいものを二つもありがとう。
あっ。

全然目的じゃなかった神社を見つけるという嬉しい誤算。
秋葉神社であるな。

先にこちらをお参り,お参り。
いいですなあ。鳥居と階段。一段高いところに社殿。

で,想像通り水は枯れ枯れなのであった。

拝殿。

裏へ回ると本殿。

拝殿と本殿の間はこんな風。

反対側から本殿(しつこい?)

ちょっと脇へ入ると,民家の傍に「従軍碑」。

階段を下りていくと,お向かいにもう一つ神社。

本来目をつけていたのは,お向かいさんのほうだったのだ。このあとすぐ参ったけど,記事は後日。
秋葉神社だと,秋葉大権現がご祭神かなあ。またまた詳しいことは何も判らないのであった。
・秋葉神社
【住所】愛知県豊田市吉原町
前田公園内を抜けていくもんだと思ってて,まあちょっと,藪の中でひどい目にあった。泣きが入ったので途中で引っ返して,案内板見直したら,外の道からも行けるって!
膝が笑ってたけども,頑張ってGo。
鳥居もお社も小さい。

波岩は,はいわと読むようだ。この辺の地名。
さて,身を低くして色褪せた注連縄をくぐる。紙垂落ちちゃってるし,……わあっ!蜘蛛の巣!
前田公園の悪夢再び。さらに屈んで蜘蛛の巣の下をくぐる。
社殿。

千木が外削ぎで堅魚木が4本。女神か男神か判らんね。
境内にあった。かがり火用?

で,また蜘蛛の巣をくぐって外に出るわけだ。
祭神などは不明。神社本庁にも登録されてないし(登録されてない神社って結構あるみたいだなあ)。
市だか郡だかの歴史を調べれば判るんかいな?ううむ。今度は図書館の,神社のコーナーじゃなくて郷土史のコーナーへ行ってみよう。
・波岩神社
【住所】愛知県豊田市平戸橋町波岩
【地図】いつもガイド
■関連■
★訪問神社リスト【豊田市・猿投地区】
車両価格1千50万。へえ~である。
で,このオロチ,何がオロチかというとヤマタノオロチである。
[光岡自動車 オロチ専用サイト]
日本の神話に基づく車種名って,他に無いんじゃないかね?何やら外国神話の神様を持ってくることはあっても。
例を挙げると,
(カッコ内に終とあるのは,生産終了の意)
・ガイア(トヨタ/終):ギリシャ神話の大地の女神。
・アイシス(トヨタ):エジプト神話の豊穣の女神イシス。
・クロノス(マツダ/終):ギリシャ神話の農耕神。
・アトラス(日産):ギリシャ神話の天を背負う神。
・ディオン(三菱/終):ギリシャ神話の酒の神ディオニュソス。
・スタリオン(三菱/終):ギリシャ神話のヘラクレスの愛馬。
※“星=スター”+アリオン
・アバロン(トヨタ):イギリス・アーサー王伝説の楽園。
・エリシオン(ホンダ):ギリシャ神話の死後の楽園。
【番外】
・アスカ(いすゞ/終):日本の時代区分「飛鳥時代」
・オデッセイ(ホンダ):ギリシャの叙事詩,転じて「長い航海」
・レジェンド(ホンダ):英語の「伝説」
・レガシィ(スバル):英語で「伝承されるもの」 「遺産」
・ローレル(日産/終):「月桂樹」 「月桂冠」
※ギリシャ神話と縁が深いでしょ?
トヨタのノアは箱舟のノアじゃないし,同じくアリオンも神話由来じゃないそうだ。アリオンは絶対そうだと思ってたんだけどな。
一番驚いたのが,番外で紹介したアスカね。飛鳥時代てアンタ!
海外のクルマにもあるんだろうね?でも,愛称抜きで,アルファベットとナンバーだけのことが多いじゃない(BMWとか特にさ)。日本で売るときは,名前があったほうがよく売れるんだって。この辺り,交響曲には「運命」だ「イギリス」だと,何やかや名前つけとくと客が入るという,オーケストラの演目紹介と似ている(ああ,つけていましたさ。作曲家本人が名付けていようがいまいが,コソクに)。
神話とは関係ないにしても,車種名の由来とか調べると面白いよう。造語もあるし,各国語を引っ張ってきてるのも多いし。
ちなみに,わが愛車のパッソ君。イタリア語で「ステップ・足音」って意味だってさ。自分は,それなりにらぶりーじゃないかと思っている。
あの便器の人。
あと,モナリザにヒゲ描いた人ね。
(こんなの。)
自分が好きなエピソード&作品は,「僕ちょっと後ろ向いてるから,部屋にあるものを何か,この中に入れてくれない?」と知人に依頼,糸巻きの中に入れてもらった“何か”を何であるか確認しないまま,真鍮の板で上下を塞いでビス留めしちゃったというモノ。
振るとコトコト音がする,って紹介されてたのは,赤瀬川原平氏の本だったか南伸坊氏の本だったか。作者自身も何か知らず,見た(触った)者も真っ先に中身が気になるという,ウズウズ系の作品である(?)。
作品の写真はこちらでどうぞ。
With Hidden Noise
ジョン・ケージの「4分33秒」とかにも通じるものがある気がするね。心の中の,とんでもないところを突っつかれる感覚が楽しいな。くすくす。
住宅街をひょいと抜けると,鳥居。
鳥居二つある。奥の塀の切れ目の辺りにももう一つ。

見えんな。道路がナナメってていい角度がとれなかった。
これが手前に写ってた鳥居。コンクリ製。

短い階段を降りると,ほら,ここの表記は「児口神社」

社殿は,階段を降り切ったら左を向いた方角にある。

左の赤い幟には,弁財天とある。境内社かな?

(話違うけど,弁財天と弁才天て別なんだって?)
で,上の写真の右端に,赤い賽銭箱が写っているのが見えましょうか。これが石碑。
「衣之君落別王命陵」

衣(ころも)は現在の豊田市中心部のことだな。今は挙母表記だけど。落別王は垂仁天皇の御子。こんなところに陵墓?君ってことは治めてた?
弁財天さん。

この辺,いつ頃かわからないけど,湿地帯だったようだ。だから弁財天?関係ない?
えらい小さいお社が見える。

これはアレですか。手前が舞殿で奥がいきなり本殿てことでいいのですか。自分は,神社建築をまだパターン認識できてない(できるようなバリエーションか?)。神楽殿と舞殿って違うものらしいな。でも何がどうとかは判らない。鳥居の分類チャート図は先日某書籍で見つけたのだがなあ。
阿の狛さん。

吽の狛さん。

本殿

本殿の横に灯篭と幟。津島神社と秋葉神社。

ここまで灯篭が迫ってるのってどうなのかな。
津島神社と秋葉神社のお社。

コマコマ並んでて可愛いな。
さっきよく見えなかった奥の鳥居は,舞殿?の横に。

由緒書きがあったので抜粋・要約。
【祭神】
落別王
【由緒】
創建は不明。前方後円墳があったところに建てられているらしい。
「古事記」に垂仁天皇の御子許呂母の落別王とある※。
虫歯の人が炒り豆を供えるとソッコー治ることがあると。
※ 古事記に「落別王は小月之山君・三川之衣君の祖」との記述アリ。
【社殿】
本殿祈造0.3坪 拝殿3.00坪。
シマッタ。さっきのは拝殿?あのスカスカのって拝殿なの?拝殿の前には賽銭箱があるものじゃないの?0.3坪って1メートル四方くらいでしょ?さっきのちっこいお社のことだよなあ。
境内なのか,既に公園内なのか,巨大ムクノキ。

ご神木じゃあないのだ。豊田の名木らしい。樹齢300年とか。下のほう,腐ってたのか,補修してある。
話戻って神社建築。本に載ってるような有名神社の例は,他の参考にならん。図像無しの文だけ説明も判らん。もっと分類学的アプローチをされてる方は居らんのか?
判らないことがあるとイライラするー。勉強不足なのは認識してるけどー。ああもう。
・児口神社
【住所】愛知県豊田市久保町3-27-15
【地図】いつもガイド
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