過去に(確か前世紀)一度お参りしているので,場所は確かだった。目指して歩いていると,高いところに屋根がちらっと。
おおー。

初めてのところは特にだが,神社を探して歩いていて,シルシを見つけたときの嬉しさと言ったらない。シルシはだいたい,杜,鳥居,千木や鰹木つきの屋根である。
これが正面。背後は東名高速道路の上郷SA。

「秋葉神社」

隣にあった「祈 交通安全」。何かの土台?違う?

この階段を上るのか!と思ったけど平気だった。よかった。

ちょっとは体力ついてきたのかなー。
階段を上りきると,鳥居と社殿。

伊勢鳥居だと思うけど,貫に楔が無い。
水盤。

拝殿。狛犬さんは居ない。

シャッターと鉄格子。集落の端で道路沿いなので,納得できる対策かも。
拝殿の額。

中を覗かせていただいた。サッシで新しい感じ。

拝殿から本殿。

千木は外削ぎ,鰹木は5本。
本殿を後ろから。

流れ造りの社殿を後ろから見ると,刈上げのうなじみたいでちょっと笑える。
境内社かな。

鳥居付近にあった「秋葉山夜燈」。埋まっとる。

年月は読めなかった。
社務所じゃなくて集会場だったような。

鳥居から南東方面。

東名高速道路がずーっと。
境内に由緒書きはなかったので,本から拾ってみる。「豊田市史10」では,永覚町上長根2となっていて甚だ不安だが(神社庁のデータでは3丁目),社名は秋葉社,祭神は加具土命とある。創建は不明。
「上郷町誌」では,大字永覚新郷字上長根2番地。祭神は前記に同じ。往古は総氏神・津島神社の氏子12ヶ村全部が当社の氏子だったとある(津島神社って,桝塚西町のだろうか)。その後,明治初年に永覚新郷以外の住人は氏子を離れたそうだ。
「上郷風土記」。近頃読み始めたのだが,これが一番濃い。抜粋&要約すると,
・長根山は領主の管轄地。近隣の者といえども,樹木の伐採などは各村協議の上と取り決めていたのに無断で山入りする者が度々あって訴訟に。
・元禄十年に和解。この時,和会五ヶ新郷(上村,下村,国江,馬場,粟寺各新郷)と上野,永覚新郷の七ヶ村を氏子とし,加倶土命を勧請(原文では講請)して創祀。
・大正元年に暴風雨で拝殿倒壊,再建。
・祭事の集会所,兼社務所として一宇建設(長根山寺)。堂守は中島の竹林院から浄海和尚が来住した。
・明治元年に氏子分離
・昭和三十年,東名高速インター設置のため遷座
最初は場所が違ったのだな(近そうだけど)。長根山寺と竹林院については確認できなかった。
元禄十年の創祀だとすると,1697年。社殿は多分,遷座の後で,もう一回新しくなってるよね。
それにしても,創建からずっとここでございますという神社って少ないのだろうか。水害や再開発で移転してる例がやたら多い気がする。全国的にこんなもの?
・秋葉神社
【住所】愛知県豊田市永覚町上長根3-10
【地図】いつもガイド
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